子ども一人ひとりの「生きる力」を育む、オルタナティブスクールという選択
「今の学校、うちの子には合っていないかもしれない」
「このまま毎日、無理に通わせていいんだろうか」
「もっと伸び伸びと、自分らしく学べる場所はないのかな」
そんなふうに感じたことはありませんか?
私たちのオルタナティブスクールは、そうした悩みや違和感に寄り添いながら、子ども一人ひとりの「ちがい」を大切にする、新しい学びの場です。
オルタナティブスクールとは?
オルタナティブスクールとは、一般的な公立・私立の学校とは異なり、子ども中心の教育方針を大切にする学校です。「もう一つの選択肢」として、世界各国でも広まりつつあり、日本でも注目が高まっています。
「オルタナティブ」とは「代わりの、別の」という意味。
でも、ただの“代わり”ではなく、私たちは「一人ひとりが自分らしく学び、生きていくための本質的な選択肢」だと考えています。
私たちのスクールでは、次のような考えを大切にしています。
特徴1:一人ひとりに合わせた“学びのデザイン”
子どもにはそれぞれ違う「得意」「苦手」「関心」があります。
でも、今の多くの学校では「みんな一斉に、同じペースで、同じ答えを目指す」スタイルが主流です。
私たちは、子どもの個性に寄り添い、その子の「今」に合った学び方を一緒に考えていきます。
プロジェクト学習、自然体験、アート、哲学対話、プログラミングなど、多様なプログラムの中から、興味や関心をきっかけに深く学ぶスタイルです。
「自分で考える」「自分で決める」力を育みながら、「どう生きるか」を学んでいきます。
特徴2:評価されるためじゃなく、自分のために学ぶ
私たちのスクールには、通知表や定期テストはありません。
かわりに、自分の気持ち・興味・探究心を大切にした学びを評価します。
子どもたちは、自分のペースで学び、自分なりの成果や成長をふり返ることで、
「自分ってすごい」「もっとやってみたい」と内側から湧き上がる意欲を育てていきます。
学ぶ目的が「評価されるため」から「知りたい・やってみたい」に変わったとき、子どもは驚くほど輝き出します。
特徴3:人と比べず、自分の価値に気づける環境
私たちが大切にしているのは、他人との競争ではなく、「自分らしさ」に気づくことです。
自分の強みや感性を活かしながら、人と違っていても大丈夫と思えること。
そして、違うからこそ協力しあい、つながりを大切にする姿勢が育ちます。
小さなクラス編成で、安心して話せる雰囲気の中で、一人ひとりが尊重される関係性を築いていきます。
特徴4:学校に行きづらさを感じている子どもたちにも開かれた場所
近年、「不登校」は特別なことではなくなってきました。
でも、社会の中にはまだ「学校に行かない=問題」という見方が残っているのも事実です。
私たちは、学校に行けない・行きづらいという子どもたちが、もう一度「学びって楽しい」「自分はここにいていいんだ」と思える環境づくりを大切にしています。
決して無理をさせず、その子のペースで、安心できる場所から始めていきます。
ここは、**子どもにとっての「居場所」であり、もう一つの「ホーム」**です。
保護者の方へ
子どもの育ちには「安心できる居場所」「認められる体験」「自由に試せる環境」が必要です。
私たちは、家庭と連携しながら、子どもたちの変化や成長を一緒に見守っていきます。
「こうじゃなきゃいけない」から自由になったとき、
「本当の学び」が、そして「自分を信じる力」が生まれます。
もし今、あなたやお子さんが、今の学校や社会の枠組みに息苦しさを感じているなら、
オルタナティブスクールという選択肢があることを、ぜひ知ってください。
最後に
学ぶことは、本来楽しいことです。
生きることそのものが、学びであってほしい。
私たちは、そんな願いを込めてこのスクールをつくりました。
未来を自分で切り拓く力は、「自分を知ること」から始まります。
その一歩を、私たちと一緒に踏み出しませんか?
